Soohの嘆き呟き

競プロ解説記事をかくぞ。

精進に対するお気持ち表明

お気持ち

僕はAtCoderが青でまだ全然強くないのですが、最近思ったこと(自戒でもあること)があるのでここに書いておきます。

皆さんは、精進をどうしているでしょうか。 アルゴリズムの勉強、早解きの練習、高難易度を通す練習、バチャなどなどそれぞれあると思います。 特に精進はこうするのがいいよねとか、そういった意見はありませんし、人の精進法についてケチをつける気もありません。

ただ、なんか競プロのコンテスト(に限らず色々なこと)で負けてる人の特徴ってこうなんじゃね?と考えついたので発表します。

人って問題が解けると気持ち良くなりますよね。 人ってコンテストでレートが上がると気持ち良くなりますよね。 でもコンテストで負けると気持ち良くはないですよね。

コンテストで気持ち良くなれないのに、普段の精進でも気持ち良くなれなかったらメンタルが厳しくなるので、普段の精進で自分の能力を伸ばそうとしない問題を解いたりして、気持ち良くなりますね。そんで、自分のできること自体は何も変わってないので、コンテストで再び負けて嫌な気分になります。嫌な気分になったコンテスト後は自分にとってのcomfort zoneに入ったまま問題を解いてメンタルを回復させます。

これを繰り返す人が「精進してるつもりであんまり伸びない人」なんじゃないかなと思ったわけです。 (今思うとこれ、入青するくらいまでの自分やん。その色の中では早解きが十分なレベルなのに、高めの難易度には手を出そうとしない自分やん。)

能力を伸ばそうとしないというのは、決して低難易度帯をやることを批判してるわけではないです。早解きを意識して、限界まで早く解こうとする練習自体は能力を伸ばす事にあたります。しかし、青の人が灰色の問題ばかりをやってるのは明らかにおかしいですね。という話です。

他にも、バチャをやって解けない問題のupsolveをしたいとします。このバチャでは6問中4問が結構楽に解けて、本番ならいいパフォが出そうだとなりました。ライバル達も5問目が解けていません。あなたはここで精進をやめますか...? とか。たまたま自分の得意分野だったかもしれないけど、upsolveしなかったらただの自己満足です。マジで。普段の精進で気持ち良くなってるだけじゃん、となりますね。

精進って元々、厳しい覚悟のもと何かを成し遂げるための訓練みたいなニュアンスがあった気がします。 コンテストで気持ち良くなるには、普段嫌な気分になっておくしかないなあと。 嫌な気分というのも語弊があって、自分ができないことをできるようにしていくってことを言いたいです。 新しいことを身につける、学ぶごとに嫌な気分になるなら、それはあなたに知識欲/学習欲がないことを意味します。適性がないだけです。 だから、どの分野でも楽しんでできる人が強いんです。前に進むことに一切の躊躇いがないからです。学習コストをコストだと思わないからです。

以上、お見苦しいお気持ちでした。